2005年12月25日

DVDレビュー 〜マルホランド・ドライブ〜

最恐マルホランド・ドライブ(2001年アメリカ・フランス)
■監督・脚本 デビッド・リンチ
■製作 ピエール・エデルマン
■出演 ナオミ・ワッツ ローラ・エレナ・ハリング

■感想 ★★★★★


12/24はクリスマス・イブ=恋人達の聖夜!!

聖なる夜にふさわしく
ゲドゲドなサスペンスを鑑賞だぜィ!イェイ!

そこで前から観たかったマルホランド・ドライブをチョイス。

あらすじ。
ハリウッドに実在するマルホランド・ドライブ。
曲がりくねっていて観光者を度々迷わせるこの道で、
深夜に事故が発生する。
1人生き残った女性(ローラ・エレナ・ハリング)は記憶を失うも、
或るアパートの一室に逃げ込む。
朝になり、田舎から女優を夢見て
その部屋に引越してきたベティ(ナオミ・ワッツ)に発見されてしまう。
女性の記憶を取戻すべく協力をするベティ。
手がかりは「マルホランド・ドライブ」と
「ダイアン」という名前。
ダイアンという女性を探し当て、家を訪ねた2人は
そこで腐乱死体を発見する…。


こんな感じであらすじを書くと
一般的なサスペンスのように聞こえるかも知れないが…

怖ェ!!
この映画メチャメチャ怖ェ!!
今まで観たどの映画より怖い!文句なしで怖い!
エンドロールの重苦しさまで怖い!

何が怖いってワケがわからない。
前半部は至って普通。複線っぽいシーンもあって、
これが結末にどう関係してくるんだろ…とか思っていたのだが、
とにかく理解しようとすればするほど、
どんどんドツボに嵌って迷い込む。
まさに訪れたものを迷いこませる
「マルホランド・ドライブ」そのもの。

「どうなるんだろう!?」
「どういうこと!?」という恐怖がスゴ過ぎて
逆にワクワクしてしまう。

デビッド・リンチ…
初めて観たけど恐るべしだ。
綾辻行人のバースディ・プレゼント
読んだときのような衝撃を受けました。
ツイン・ピークスも観てみようかなぁ?

なんか変な人…DVDにはデビッド・リンチ監督の
インタビューが入ってるんですが、
本作の解説を求められた監督は
「解説はできない。
音楽を言葉で伝えられないように、
夢を言葉で伝えられないのと同じ。
自分の感覚を信じて本作を感じてほしい」
みたいなことをおっしゃっています。

う〜ん 「映画は50%はスタッフが作る。
もう50%は観た人が作る。」という言葉が
ありますもんねぇ。
それに、確かに夢を言葉で
うまく伝えられないっていうのは
経験があるなぁ。
状況はよくわからないけど
ただ只管に「怖い」って感覚だけが
ある悪夢ってよく見ます。
そういう場合って言葉にはできないよねぇ。
うまいこと言うなぁ。
っていうかうまいこと作ったなぁこの映画。

とはいっても、やっぱり解説があるなら
聞いてみたいなぁと思って
こちらの解説を拝読したが、
(映画を観てからお読みくださいね)
物語を再構成して反芻すると
恐怖が倍返しで襲ってくる。

やっぱ怖ェ。スゲェ怖ェ。
スゲェこの映画。


おそらく、
「大晦日に判定?ダメだよKOじゃなきゃ。」っていう
白黒はっきりつけなきゃガマンできない人には
ちょっと向かないかもしれませんが、
モヤモヤ感が好きな人にはオススメです。
posted by ひらちん at 21:21| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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